YMCA キャンプ・アードマン

〜これこそアメリカのサマーキャンプ〜

1 2 3 4

  この8月、日本からも9歳のTK君がESLキャンプに参加しました。 TK君は昨年、YMCAホノルルのデイキャンプに参加経験があり、今年は思い切って、ということでキャンプ・アードマンの合宿型キャンプを選択しました。

  チェックイン時にキャビンの番号を知らされ、さぁ、いよいよキャリーバッグを転がしながら「1週間の我が家」へ向かいます。 この時の心境はどんなだろう!?と考えるだけで顔がニヤついてしまいました。 大人になっても、研修旅行や合宿型セミナーで初対面の人たちの輪に中に入っていかなければいけない場面がありますよね。 その時のドキドキ感は、大人も子どもも大して変わらないかもしれません。違うのは、大人の場合はその後に起こる出来事が大抵は楽しくない、というだけです。 キャンプ・アードマンに入園(入村?入居?)する彼らには何が待っているのでしょうか?

  キャンプ参加中、もちろん家族と面会する機会はありません。 日本のお母さんとしてはご心配もあるだろうと思いますが、諸外国のファミリーは、子どもをキャンプにチェックインさせるとあっさり帰ってしまいます。 子どものためのアクティビティで、しかも子どもたちは自ら望んで参加している訳ですから、そこにはしっかり「責任」と「相互理解」があり、「心配」という考え方そのものがありません。 世界のスタンダードで見ると、日本の親は異常なほど過保護に映ります。 その点でTK君のお母さんはとても立派でした。 「一度参加すると決めたからには本人の順応性と根性を信じて」と、すべてがTK君本人の経験と自身に繋がることを理解されていました。

  さて一週間が経ちました。 キャンプ中にどんなことがあったのかは、キャンパーとインストラクター達にしか判りません。 キャンプ最終日、金曜日の16:00にアッセンブリー・ホールで解散式が行われます。 キャンプ・ディレクターのPeterのコールに合わせてキャンパー全員でレスポンス、
「I am responsible ! (責任を持って)」
「I am caring ! (思いやりを持って)」
「I am respectful ! (互いを尊敬して)」
「I am honest ! (正直に)」
「I am the camper at the Camp Erdman!! (僕はキャンプ・アードマンのキャンパーだ!!)」
全員が一団となって思い切り声を張り上げます。 そして1週間のキャンプ中、いろいろな場面で撮影されたスナップ写真のスライドショーを見ながら、また来年の再会を誓います。 もうこの時には、キャンプ初日のあの心細げな顔はどこにもありませんでした。

1 2 3 4